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2022年01月10日(月)

【気になるちょい古時計 No.01】IWC GSTクロノと PRADAのコラボモデル

これまで「ポストヴィンテージな腕時計」と題して1970年代以降の時計を連載で取り上げ、続いて「かつて人気を博した90年代の時計たち」として1990年代に登場し人気を博したモデルを連載で紹介してきた。そして今回からは2000年になってから発売され、現在は生産終了となっている時計を連載でクローズアップしてみたいと思う。題して「気になるちょい古時計」である。

その第1回は、前回の「かつて人気を博した90年代の時計たち」でも取り上げたIWCのGSTクロノグラフとファッションブランドのプラダ(PRADA)とのダブルネーム、つまりレギュラーコレクションにはない、ちょっとした特別感を備えた限定モデルだ。

IWC スーパーコピーGST パーペチュアルカレンダー IW375618 ホワイト

型番 IW372703
商品名 GSTクロノグラフ セミ・メカニカル・クォーツ
文字盤 シルバー
材質 SS
ムーブメント クォーツ
タイプ メンズ
サイズ 36
付属品 ギャランティ(国際保証書)、純正箱 内箱、外箱
商品番号 iw0099

このGST クロノ・オートマティック for PRADAは、2003年にプラダグループのヨットチーム、ルナ・ロッサ艇が4年に1度開かれる世界最高峰のヨットレース、アメリカズカップへチャレンジすることを記念して誕生したモデル。ベースモデルになっているのは、生産終了後の現在も人気の高いIWCのGST クロノグラフだ。

ベースモデルとの最大の違いは、9時位置にあったスモールセコンドを廃してタテ目の2カウンター仕様としている点だ。カラーリングもシルバーダイアルにブラックのインダイアルという通称パンダ仕様のツートーンにしているため雰囲気もだいぶ違っており、ファッションメゾンらしい洗練された雰囲気が感じられる。

世界限定2000本と限定数としては比較的多いため、いまだに探せば見つかる。調べてみたところ当時50万円台半ばの定価に対して、現在のUSED実勢価格は40万円台後半ぐらいで流通する。ちなみにベースとなったGSTクロノグラフは30万円台。


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